サトウキビの古来最強の魔除け「ナムオイ」 始祖ルアンポーニアム師の別格のご利益

B69
今回はクラバン（魔除け不死身）の
御神体の一つとして
深い功績と歴史を持つ『ナムオイ』の始祖である
「ルアンポーニアム師（1831年ー1910年）」のノイ寺院より参拝拝借させて頂いた元祖「ナムオイ」です。

ナムオイは丸いサトウキビと訳されるように、
状に描写された仏陀が
サトウキビの断面に酷似していることから
この名前になったとされています。

ナムオイで最も有名で名高い寺院が
今回のノイ寺院であり、発祥起源の当時院が発行した
ナムオイは非常に高額で取引されています。

ナムオイは一般的には厄除け、美徳促進、事項の簡素化を齎すと信仰されているタイ原種の御守りです。

その両面には10の仏陀に10の美徳が込められており
これらの美徳がすべて満たされた時、
望むものは全て手に入るとされた成功への
『10威信十得の仏陀』です。その模様が物事を上手く運び進める仏教の法輪に似ていることからも縁起が良いとされています。

〜10の美徳〜
・自分を犠牲にし他人へ喜びを与える
・辛抱強く善行を継続する
・罪を犯さず清らかな生活を送る
・多くの人から知恵を吸収する
・何事も永続的に繰り返す
・謙虚で正しい生活を送る
・思いやりを持つ
・真実を知る
・祈りを欠かさない
・落ち着て平静を保つ

魔除けの最高傑作「ナムオイ」を世に広め、
名声を得た人物こそ、
今回主題のカリスマ僧「ルアンポーニアム師」です。
彼はスパンブリーの人々、高僧からも愛され、
多大なご利益と奇跡を齎すと信仰された伝説僧です。

幼い頃から寺院と近しい彼は
クメール文字とパーリ文字を習得し、
パーリ仏教の教義「ヴィナヤ」「ムンカジャイ」を勉学後、ソムデットの生みの父
「ルアンポートー師（1788年-1872年）」
に師事し、一種独特な瞑想と魔法、呪文を修得。

そして彼が生み出す元祖最強の魔除け
「ナムオイ」の作成は非常に難しく、特に当時
水銀を凝固させる過程が非常に至難であり
唯一無二の彼独自の呪文無しには作れなかったと言われています。

水銀、鉛、バイテンヌゥー、クロトンの葉、お米を材料とし、7日間材料をかき混ぜ、天日干しにした後、
個体の重量計測後に石臼に硫黄を加え叩き伸ばした金属体を7日焼成し、奉献呪文の儀式を経たナムオイこそが真の御神体として公開されました。

プラクルアン
タイ
お守り